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運動をすると脳に２つの大きな影響をもたらします。


１つ目…脳血流量が増えます。

脳血流は、心臓から脳へ入っていく血液のことなので、血液量が増えれば、血液の中に含まれる酸素や脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖もたくさん運ばれ、脳の神経細胞が活性化されるわけです。


２つ目…さまざまな脳内物質（神経伝達物質）が増えます。

神経伝達物質は、脳の中の潤滑剤でもあり、経済におけるお金と同じ意味があります。これが増加し、適正に分泌されると、脳の中での情報伝達がスムーズにできるようになるので、脳の衰えを防げるようになります。





運動によって増える脳内物質には、活動性がアップするノルアドレナリン、意欲や前向き性格、幸福感に関係のあるドーパミン、脳に安定性を作り出すセロトニンなどがあります。

パンパンになるような血流を阻害するような運動は、除外ですが、定期的な運動習慣で脳内物質だけでなく、神経伝達物質を受け取る受容体も増えてきますので、さらに脳は活性化されるようになることでしょう。





連休も今日で終わります。

５月病になると不足してくるセロトニン。心地良い運動をすることで、精神的な安定も保たれることでしょう。