2015年10月21日
紅茶にミルクの習慣がムダになるかも…?
紅茶には、カテキンなどが多く含まれ、心疾患の予防に有効であるといわれていますが、英国でも紅茶をよく飲むのにも拘わらず、アジア人ほど心疾患の頻度が低くないことに気付き、研究されたのだそうです。
ひょっとして、紅茶にミルクの習慣が無駄にしているのでは…?

ある英国研究班は、16名の健康な更年期後の女性を対象に、0.5lの紅茶、同時に10%のスキムミルクを入れた紅茶、或いは水だけを飲んでもらい、紅茶の効果がどうなるかを調べてみたそうです。
紅茶を飲んだ2時間後に、これらのヒトの上腕動脈の動きを高解析度超音波装置で測定したところ、紅茶だけのヒトでは、動脈が拡張し、血液がスムーズに流れる事が確認できたそうですが、紅茶にミルクを加えて飲んだヒトでは、そのような効果が見られなくなっている事が分かったのだそうです。
次にラットに紅茶を飲ませた後に、大動脈及び内皮細胞を取り出して調べたところ、紅茶のみの場合では血管が拡張していたのですが、紅茶にミルクを加えたものでは、やはりその効果は見られなくなっている事が確認されたのだそうです。
今のところ、ミルクの主要タンパク質成分であるカゼインが、紅茶成分と結合し、カテキンの濃度を下げたのではないかと考えられていますが、お茶を飲んだ後に、牛乳を飲む習慣もムダになっているかも知れませんね。
ひょっとして、紅茶にミルクの習慣が無駄にしているのでは…?

ある英国研究班は、16名の健康な更年期後の女性を対象に、0.5lの紅茶、同時に10%のスキムミルクを入れた紅茶、或いは水だけを飲んでもらい、紅茶の効果がどうなるかを調べてみたそうです。
紅茶を飲んだ2時間後に、これらのヒトの上腕動脈の動きを高解析度超音波装置で測定したところ、紅茶だけのヒトでは、動脈が拡張し、血液がスムーズに流れる事が確認できたそうですが、紅茶にミルクを加えて飲んだヒトでは、そのような効果が見られなくなっている事が分かったのだそうです。
次にラットに紅茶を飲ませた後に、大動脈及び内皮細胞を取り出して調べたところ、紅茶のみの場合では血管が拡張していたのですが、紅茶にミルクを加えたものでは、やはりその効果は見られなくなっている事が確認されたのだそうです。
今のところ、ミルクの主要タンパク質成分であるカゼインが、紅茶成分と結合し、カテキンの濃度を下げたのではないかと考えられていますが、お茶を飲んだ後に、牛乳を飲む習慣もムダになっているかも知れませんね。
Posted by 健康スポーツの何でも屋! at 06:38
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