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2016年09月21日

睡眠と脂肪肝

睡眠状態が悪くなると、血糖値のコントロールが難しくなります。睡眠不足は、肝機能の状態を悪くすることから、脂肪肝と糖尿病を併発しやすくなることもあります。

睡眠時間が短いと食欲をつかさどるホルモンのグレリンやレプチンのバランスが崩れて食欲が亢進しやすくなります。

グレリンとは、成長ホルモンを刺激し、食欲を増進させるホルモン。レプチンとは、体脂肪が増えると増えるホルモンで、食事の量を調整したり、エネルギーの消費を亢進させたり抑えたりしています。

健康な20代男性12名を対象に、4時間睡眠と10時間睡眠で2晩過ごした後の食欲に関するホルモンの変化と食べ物の嗜好について調査した結果…4時間睡眠で2晩過ごした後は、10時間睡眠の後に比べ、レプチンが低下して、グレリンが増え、空腹感や食欲も増えていました。

睡眠時間が6時間以下では、脂肪肝を促進する可能性がありますが、なかなか眠れない方は、睡眠サイクルをリセットする方法を試してみましょう。

睡眠と脂肪肝


まず、起床して4時間以内に雨天であっても外の光を浴びてメラトニンリズムを刺激しましょう。睡眠中に分泌されたカラダを修復するためのホルモン・メラトニンを減少させて、カラダを活発に動かせるホルモン・セロトニンの分泌を増やすことが出来ます。

起床して4時間以内に雨天であっても外の光を浴びると、睡眠ー覚醒リズムによって、起床から8時間後と22時間後に脳幹から大脳を眠らせるシステムが強く働き、必ず眠くなります。

もし朝6時に起きられて、起床4時間以内に光を浴びて頂いたら、14時位に眠くなるはずです。昼は、10分でも、20分でもお昼寝をするのが望ましいのですが、眠れないヒトは、5分程度目を瞑るのでも良いと思います。そうすることで、脳内にある睡眠物資を減らすことが出来ます。

起床4時間以内に光を浴びると、深部体温リズムによって、起床11時間後に最高体温になり、起床22時間後に最低体温になります。

もし、起床時間が6時の方で4時間以内に光を浴びた方は、17時に最高体温になります。この時間に姿勢を正してしっかり体温を上げて欲しいので、軽い体操をする事をお勧めします。


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