
2009年04月02日
2009年04月02日
葛藤

ずっとただひたすら走ってきましたので、先日は、初めての春休みということで、仕事の事も忘れ、ゆっくりと過ごしました。今まで気づかなかったことにたくさん出会い、とても良い休暇だったと思います。
友人が病に犯されなければ、自分を振り返ることなんて考えることも無かったのですが、自分時間を持っているとはいえ、いろんなストレスを受けていたのでしょうね。
ゆっくり自宅に居たのは、最初の3日だけ。あとは、散歩に出たり、買い物に行ったりでじっとしていられないのです。無意識に自分で自分を忙しくするのが得意なのかな・・・と思ったりもします。おかげで疲れが取れたようなのですが、それが良くなかったかもしれません。
それは・・・とても元気になった自分との葛藤の毎日が始まるのです。昨日は、休暇でもあるにも関わらず、自分の中にいるもう一人の自分と意見を交わしあいました(おかしいのではありません)。
認知症には、葛藤型・回帰型・遊離型の3タイプがあるそうですが、葛藤型は、闘う認知症と呼ばれ、障害や老化を自分の努力で克服しようとするのだそうです。
特に社会的地位の高かった方に多いのが特徴だそうで、かつての自分に戻りたい気持ちが人一倍強く、熱心にリハビリにも取り組みますし、新しい治療があると試みようとしたりします。
しかし、いくら最新の治療と言っても老いには、勝てません。その現実をなかなか受け入れることが出来なかったりなどの葛藤があるそうです。
自分で自分を攻撃する・・・確か以前、こんな経験があったなぁ。
周りに同じような人が居たら、要注意!です。